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楽天社員のTOEIC攻略法

使った参考書は公式問題集のみ。問題集をフル活用するTOEIC®勉強法

公式問題集をフル活用したTOEIC®勉強法

TOEIC®のスコアが上がったのは、勉強をRPGのように思えたのが大きかったと思います。昔は、例えば受験などで問題を間違えると「俺ってなんてバカなんだろう」と感じたこともありました。TOEIC®の勉強だと、間違っても「やった! 経験値稼いだ。」と思えたんです。自分の実力が上がっていくのがスコアという形で目に見えて分かったからかもしれません。単なる資格勉強ではなく「英語を聞き取れる、読むことができる、理解することができる!」とだんだんと英語力が上がっていったと感じています。そういう意味では、英語と触れ合う機会が多い楽天という環境のおかげかもしれませんね。

使った参考書は公式問題集のみ。問題集をフル活用するTOEIC®勉強法

社内公用語の英語化を実現した楽天。英語化のベンチマークのひとつとして、TOEIC® 800点をスタートラインとしています。楽天は英語化を進める過程で、たくさんのTOEIC®勉強法やノウハウを蓄積してきました。そんな勉強法やノウハウの一部を様々な社員にスポットライトを当て、ご紹介していきます。

Cさん
楽天レンタル」担当
初回のTOEIC®スコア:540
TOEIC®スコア800点までの勉強期間:1年7ヶ月

CさんのTOEIC®スコア推移:公式問題集を繰り返せばスコアはここまで伸びる

CさんのTOEIC®スコア推移

CさんがTOEIC®スコアを記録しはじめたのが2017年8月。このときのスコアは540点で、いわゆる英語初心者からの脱却を果たした時期でした。10月に再度TOEIC®を受けると決めていたCさんは、様々な参考書で問題演習を行い、見事100点以上となるスコアアップを果たし655点となりました。しかし、10月以降は仕事との両立に苦労し、次にTOEIC®を受けたのは8ヶ月後の2018年6月。610点と大きくスコアを下げてしまいました。その1ヶ月後の2018年7月も625点と振るわず、危機感を覚えたCさんはここから本格的な勉強をはじめます。
英単語の暗記はアプリ、それ以外のリスニング、英文法、長文読解の勉強は公式TOEIC Listening & Reading 問題集を使用。Cさんは勉強時間のほとんどを公式問題集の演習と復習に費やしました。こうして自分に合った勉強法を確立したCさんは、次第に勉強を楽しむようになります。スコアが落ち込む時期もありましたが、自分の勉強法を貫き、2019年6月、目標としていたTOEIC®800点を達成しました

TOEIC®100点アップ。しかし時間が経つとスコアダウン

TOEIC®100点アップ。しかし時間が経つとスコアダウン

2017年8月のTOEIC®が540点。その次に受けた2017年10月が655点。100点以上スコアを伸ばしていますが、どんな勉強法でしたか。

インプットというよりは、問題をひたすら解いていく演習中心の勉強でしたね。

英単語を暗記したり、文法を覚えたり、インプット重視の方が多い中、どうして演習中心だったのでしょう。

「TOEIC®の問題にはパターンがある」と聞いていたので、そのパターンを徹底的に知るために演習の数をこなすことが大切だと考えたんです。たくさんの問題に触れるため、様々な問題集を解くように心がけていました。

使ったのは公式問題集だけではなかったと。

2018年の8月頃からは公式問題集中心で勉強をしていましたが、この時は様々な問題集を使っていました。

2017年の8月というと、久しぶりにTOEIC®を受けたときですよね。

2017年10月にTOEIC®を受けてからは仕事に集中していました。次にTOEIC®を受けたのは仕事が落ち着いてきた2018年の6月。約8ヶ月ぶりに受けてみるとスコアが下がってしまいました。その翌月もほとんど横ばいだったので危機感が芽生えたんです。そこで自分に合った勉強法を模索しはじめました。

紙の単語帳ではなく、英単語アプリを選んだ理由

紙の単語帳ではなく、英単語アプリを選んだ理由

2018年の6月が610点、7月が625点。確かに2017年10月の655点よりも落ちてしまっていますね。

目標とするTOEIC® 800点を達成するためには、どうやって勉強したら良いんだろうと考えました。まず、語彙力が圧倒的に足りない。そこで英単語の学習アプリを使用し、毎日継続的に暗記すると決めました。このとき迷ったのは、紙の単語帳かアプリかという点です。

英単語の暗記にアプリを選んだのは、どういう理由だったのでしょう。

まず、大きかったのはランダム性です。紙の単語帳だとやっているうちに配置で覚えてしまう。英単語の意味というより「そろそろあの単語がくるな」と思ってしまうんですね。英単語の暗記がアプリで完結していれば、常にランダムで表示されるので、そんな心配は不要です。

アプリなんてまだなかった時は、単語帳の後ろから覚えたり、わざわざ単語カードを作ったり、配置や順番で覚えないように工夫していましたね。

紙の単語帳をベースにするとそういった不便さがあるので、英単語の暗記はアプリで完結するようにしました。英単語暗記アプリのなかには、自分が間違えた英単語をリマインドしたり、覚えられるまで何度も出題してくれたりと、暗記を促す機能が搭載されているものもあります。

他にもアプリを選んだ理由はありましたか。

英単語の暗記を通して、リスニングや英文法など様々な側面から学習できる点ですね。英単語の発音を聞きながら意味を覚え、その英単語がどういう風に使われているかを例文で学び、例文を通して英文法を学ぶ。単にアルファベットの羅列と日本語訳を暗記するのではなくて、「その英単語はどうやって使えばよいか」という部分まで踏み込んで学べる学習アプリを選ぶと良いと思います。

lingvist

TOEIC®公式問題集を活用したリーディングの勉強法

TOEIC®公式問題集を活用したリーディングの勉強法

英単語はアプリを利用したということですが、他にどんな教材を使っていたのですか。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集ぐらいしか使っていないと思います。英単語の暗記以外は、公式問題集をベースに勉強をしていましたから。公式問題集を何度も繰り返し、リーディングもリスニングも学びました。

例えばリーディングパートではどのように勉強していたのでしょう。

Part5、6の英文法に関しては、公式問題集を解いた後に時間を使いました。解説を読み「この問題で何を問われているのだろう」「どうして自分はこの問題を間違えたのだろう」「どうして、この選択肢が正解なのだろう」「他の選択肢はどうして違うのだろう」といったことを、1問1問丁寧に分析しました。

2017年8月頃の勉強法とは正反対のアプローチですね。

当時は様々な問題集を解いていましたからね。2018年の8月頃からは、公式問題集に絞って、同じ問題を丁寧に繰り返し解いていました。様々な問題集に手を出してしまうと、問題を解くことばかりに集中してしまいます。「公式問題集だけをやる!」と決めれば、解説の一言一句を理解することに意識が向きます。

Part7の長文読解についてはどうでしたか。

リスニングもそうですが、英文法を学んだことで読解がスムーズになりました。以前は、分からない英単語があると内容が分からなくなっていました。英文法が分かるようになると、前後の文脈から「こういうことを言いたいんだろうな」というのが予測できるようになり、結果として読解スピードが速くなりました。

Part7は特に時間がないですからね。

ただ、「読解スピードが速くなる」というのは「無理して速く読む」とは全く異なります。私もやってしまったのですが、無理して速く読むと、問題文も分からなければ、設問の意味も理解できていない、そんな中途半端な状況になってしまいます。

時間がなくて無理して速く読んでしまう気持ちは分かります。

日々の勉強でしか読解スピードは上がりませんし、無理して速く読んでも逆効果でしょう。ただ「新聞を読むのと同じように濃淡をつけて読む」と、ある程度は読むスピードが上がるとは思います。

新聞を読むのと同じように濃淡をつけて読むというのは、どういうことでしょう。

新聞って隅から隅までじっくり読むわけではないですよね。じっくり丁寧に読むところもあれば、スピーディーに読み飛ばす部分もある。日本語でも、どの部分も同じスピードで読んでるわけではありません。TOEIC® Part7の日本語訳を読んでみてください。日本語で速く読んだ部分は、英語になったとしても速く読んでも良い部分です。

すべてを同じスピードで読むのではなく、重要な部分とそうでない部分でスピードを変えるのですね。

そうすると、「速く読まなければいけない部分」の絶対量が減ると思います。ただ、結局のところ精読ができないと読解スピードは上がりません。ですから日々の勉強では、1.文章すべてをしっかりと理解する、2.速く読む部分とそうでない部分を見極める、という2点を意識していました。

TOEIC®公式問題集を活用したリスニングの勉強法

TOEIC®公式問題集を活用したリスニングの勉強法

リスニングパートはどのように勉強していきましたか。

リーディングの勉強と同様、公式TOEIC Listening & Reading 問題集ぐらいしか使っていませんでした。

「ひたすら問題を解く」という勉強の仕方でしたか。

勉強法というより意識していたことに近いのですが、ただ漠然と聞くのではなく、「日本語と同じように理解する」ということを意識していました。リスニングを勉強するときに「なんで日本語だと理解できるのに英語だとダメなんだろう」と考えたんです。言葉を聞くときに日本語と英語ってどう違うんだろうって。

日本語と英語では語順が違いますよね。

そうですね。ただ、語順や発音に気を取られすぎて、日本語を聞くときに当然やっていることを英語だとやっていなかったんです。日本語だと「この話の主題は何だろう」「これからどういう話が展開されていくんだろう」って予測しています。これを、英語を聞くときにはやっていなかったんですね。

確かに英語だと「聞き取ること」に集中して、日本語のときにやっている「理解しようとすること」がおざなりになってしまうかもしれません。

問題文の状況に自分がいる、あたかも目の前に人がいると想像することも大切です。より真剣に主題を把握しようとし、話の展開を予測しようとするでしょう。こういったトレーニングを続け、日本語に翻訳して理解するのではなく、英語を文章の固まりとして理解できるようになりました。

「英語を英語のまま理解する」というのは、かなり上級者向けの印象を持ちます・・・・・。

いえ、そんなことはありません。私も最初は全く聞き取れなかったし理解もできませんでした。「日本語と同じように理解する」ことを意識し、公式問題集をひたすら何度も繰り返すことで理解できるようになってきました。最初の頃は「理解する」というより「イメージする」という方が近いかもしれません。だんだん、イメージで終わっていたことが理解できるようになり、英語の発音として聞き取れるようになってきました。

公式問題集を何度も繰り返すということは、何度も同じ問題を解くわけですよね。

そうですね。

解答を覚えてしまいませんか。

リスニングは特に答えの選択肢を覚えてしまいますよね。でも設問はあまり覚えていない。設問を見ないと答えは分からないんです。

確かにそうですね。

ですから、問題文を聞いて「この問題文だったらどういう設問が出るだろう」と予測しながらリスニングするようにしています。公式問題集を繰り返すときに大切にしていたのは、選択肢の正答率ではありませんでした。「問題文の状況をイメージして内容を理解できているか」、「この問題文だったらどんな設問が出るか」の方が大切だと思います。

自分で設問を予測することで、TOEIC®の出題パターンも見えてきそうですね。

繰り返すたびに、同じ問題文でも異なるアプローチでリスニングに臨めます。設問になりやすい箇所が自然と分かってくるので、初めて聞く問題文でも「あのとき考えた設問と同じパターンだな」と心構えが違ってきます。

自分にとってTOEIC®の勉強はRPGのようでした。

TOEIC®公式問題集を活用したリスニングの勉強法

公式問題集をかなり繰り返してきたと思いますが、1日の勉強時間はどのくらいだったのですか。

休日はほとんど勉強していませんでした。英単語の暗記ぐらいです。試験前は公式問題集を解き直していました。平日ですと、行きの電車の45分間で公式問題集を使ったリスニング。仕事が終わって家に帰る前に2時間ほどカフェで勉強していました。

電車の時間を積み重ねると、本当に何度も公式問題集を繰り返してますよね。

帰りの電車ではやらなかったので行きだけですけどね。1日で1回分のリスニングパートが復習できます。当時、公式問題集は4冊出ていました。1冊につき2回分のテストがあったので、だいたい2週間あれば、すべてのリスニングパートを復習できていましたね。

仕事が終わったあと、2時間の勉強時間を確保するのも大変だと思います。モチベーションは下がらなかったのですか。

あまり下がりませんでしたね。TOEIC®の勉強をRPGのように思えていたのが大きかったと思います。昔は、例えば受験などで問題を間違えると「俺ってなんてバカなんだろう」と感じたこともありました。TOEIC®の勉強だと、間違っても「やった! 経験値稼いだ。」と思っていました。

そのマインドセットはどうして生まれたのでしょう。

自分の実力が上がっていくのが目に見えて分かったからかもしれません。単なる資格勉強ではなく「英語を聞き取れる、読むことができる、理解することができる!」とだんだんと英語力が上がっていったと感じています。そういう意味では、英語と触れ合う機会が多い楽天という環境のおかげかもしれませんね。

TOEIC®を単なる資格勉強として捉えていなかったのですね。

実際、目標としていた800点を超えてからも英語の勉強は続けています。TOEIC® 800点というのは、あくまでひとつのベンチマークにすぎませんので。TOEIC®を受ける前と後では、英語に対する自信が大きく変わりました。今まで聞き取れなかった英語が理解できるようになるといった如実な変化が楽しいですね。よりビジネスに英語を活かしていけるよう、これからも英語の勉強を続けていきたいと思います。

Cさん、ありがとうございました。

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