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めざせ初心者脱却。TOEIC®500点への勉強法とノウハウまとめ

めざせ初心者脱却。TOEIC®500点への勉強法とノウハウまとめ

英語の勉強を始めたばかりの方や、TOEIC®を受けたことがない方に立ちふさがるのが500点の壁。英語の基礎力がまだまだ足りていないこの時期は、TOEIC®に合わせたテクニック重視の勉強ではなく、しっかりと英語の土台作りをする必要があります。

まず知るべきこと。TOEIC® 500点の難易度と評価

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勉強法や参考書の前にまず知るべきは目標スコアの難易度。一般的にTOEIC® 500点は英語初心者では取れない難易度と言われています。TOEIC®を運営するIIBCは470点をこう位置づけています。

基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、とにかく自分の意思を伝える語彙を備えている。

(出典:TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表

この「基本的」というのは中学校~高校レベルを指しておりますので、「英語初心者には難しいが、中学・高校としっかり勉強した人は楽に突破できる」といった難易度。500点を最終目標とするのではなく、通過点と捉えたほうが良さそうです。

また、TOEIC® 500点の評価はそれほど高くはありません。高校生の平均スコアが493点、大学生の平均スコアが567点なので、残念ながら就職や転職で有利になるスコアではないでしょう。やはり500点はより高いスコアを目指すための通過点です。
(参照:TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2019)

TOEIC® 500点達成のための勉強方針

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このようにTOEIC® 500点は「高校レベルの英語ができている方」には難しくないので、方針としては「中学・高校レベルの英語をやり直し、公式問題集で腕試し」となります。大学生や社会人の方は少し抵抗があるかもしれませんが、ここでしっかり復習しないと500点より先は見込めません。
勉強の優先度としては、英単語と英文法を中心に勉強し公式問題集で問題に慣れる、余裕があったら長文読解とリスニングをパート別に対策といった流れが良いでしょう。TOEIC®の勉強というとパート別の対策が一般的ですが、500点台の場合は英単語と英文法の基礎固めの方が重要です。英単語と英文法はPart1~7の設問すべてに関わってくる土台。土台がしっかりしていないままパート別の対策するのは、単なるテクニックで問題を解いているようなものです。

TOEIC® 500点への具体的な勉強法と手順

では、具体的にどう勉強していくのが効果的でしょうか。大きく、「英単語」・「英文法」・「公式問題集」を使った演習に分けて紹介していきます。

STEP1:英単語の暗記

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英単語の暗記は非常に重要です。TOEIC®の問題は大きくリスニング(Part1~4)、英文法(Part5~6)、長文読解(Part7)と分かれますが、どのパートでも英単語が分からないと解けない問題が存在します。自分のペースで良いので、毎日継続的に暗記していくことが大切です。

ポイント1:TOEIC®に対応した英単語アプリ・単語帳を選ぶ

TOEIC®で出てくる英単語はビジネス寄りのものが多く、中学・高校で学ぶ英単語とは少し異なります。必ずTOEIC®に対応している英単語アプリや単語帳を選ぶようにしましょう。 英単語アプリのメリットは、本の単語帳より気軽に始められることです。また、英単語はランダムに出題されるので、本のように「この単語の次はこの単語」といった配置で覚えることを防げます。 本の単語帳のメリットは、書き込みやすいこと。単語帳に様々な情報を書き足したい方はアプリよりも本の方が相性が良いと思います。

英単語の暗記に苦手意識があるなら英単語アプリのLingvistをおすすめします。AIがあなたの英語速習ルートをナビしてくれるから、英単語の効率的な暗記が可能。忘却曲線分析で、あなたが忘れやすい英単語をくり返し学習できる機能も備わっています。

ポイント2:毎日必ず暗記の時間を取る。

英単語の暗記で大切なのは、毎日必ず暗記の時間をとること。そして復習を必ず行うことです。毎日やるのがめんどくさくなってしまう方は、決まった時間を暗記の時間にしてみてはいかがでしょうか。社会人の方だったら出社中や寝る前の30分など、毎日確実に空いている時間帯を狙って英単語の暗記の時間を確保してみましょう。英単語を覚えることより、覚える習慣をつけるほうがよっぽど重要です。英単語の暗記習慣がつけばTOEIC® 500点の先も狙えます。

ポイント3:新しい英単語だけではなく、覚えた英単語も復習する

一番やってはいけないのは、今日は1ページ目の10単語、明日は2ページ目の10単語、あさっては3ページ目の……というように新しい英単語のみを覚えるやり方です。3日目には最初に覚えた10単語は忘れています。もし30単語を覚えたいのなら、1日目は30単語、2日目も同じ30単語、3日目も同じ30単語というように復習を前提とした暗記を心がけましょう。本の単語帳の場合、自分で暗記スケジュールを立てる必要があります。難しい場合は、覚えていない英単語を繰り返し学習できるLingvistのような英単語アプリを選んだ方が無難です。

STEP2:英文法の勉強

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英文法というのは、中学・高校の英語学習が大きく影響する部分です。中学・高校としっかり英文法を学んできた人と、そうでない人とでは勉強法が全く異なります。英文法ができないと、英文法の知識が直接問われるPart5,6だけでなく、Part1~4のリスニングやPart7の長文読解でも苦戦を強いられます。英文法の勉強はすべてのパートに影響する重要なものなのです。

ポイント:英文法の解説書と演習問題どちらをベースにするか

まずTOEIC® 500点を目指す段階では、英文法の学習は英語学習アプリではなく本の参考書をおすすめします。アプリの場合スピーディーに学習できるというメリットがありますが、解説量は参考書の方に軍配が上がるからです。より高いスコアではスピーディーな英文法の学習が大切になってくるので、その段階でアプリを検討するのが良いでしょう。先に紹介したLingvistは英単語と一緒に英文法も学べます。

参考書といってもたくさんの種類があり、ご自身の英文法の知識によっても選び方が変わってきます。ですから、英文法の勉強をどの参考書で行うかというのはとても大切です。そこで、自分がどのタイプなのか把握し、参考書を選ぶと良いでしょう。

1.中学・高校でしっかりと英語勉強してきた方
⇒英文法の知識はインプットされているはずなので、演習問題を通して思い出す。

新TOEIC® test文法特急 1駅1題いきなりスコアアップ!TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義などの演習問題をおすすめします。このタイプの方はLingvistなどの英文法が学べるアプリも有効です。

2.中学・高校でそれなりに英語勉強してきたが、それほど自信がない方
⇒英文法の解説書でひと通り復習した後に演習問題を繰り返す

中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習するTOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!といった英文法の解説書を使います。ここで分厚い解説書を選んでしまうと挫折してしまうので、無理をせずに自分ができそうな解説書を選ぶと良いでしょう。解説書を読んで、結構覚えているようなら新TOEIC® test文法特急 1駅1題などの演習問題、あまり覚えていないならTOEIC® L&Rテスト文法問題でる1000問といった問題数が多い演習問題を解くと良いでしょう。大学受験の参考書となりますが、Next Stage英文法・語法問題全解説頻出英文法・語法問題1000増補改訂版も英文法がかなり網羅されているのでおすすめです。

3. 中学・高校での英語学習に自信がない方
⇒解説がわかりやすい講義形式の参考書を使い、その後は英文法の解説書で総復習。演習問題と解説書を行き来して覚える

大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】英文読解入門基本はここだ!などは講義形式で解説が分かりやすい参考書です。英文法のルールが載っているような解説書と違い、授業のように進んでいくのでとっつきやすいと思います。英文法に苦手意識のある方はぜひ参考にしてみてください。大学受験向けが多いですが、英文法に関しては大学受験だろうがTOEIC®だろうが大差ありません。 その後、ひと通り英文法を復習できる中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習するTOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!などを使いインプットを強化します。いっぺんに覚えようとせず、いったん読書のように一読すると良いでしょう。

そして仕上げは演習問題です。新TOEIC® test文法特急 1駅1題などの演習問題を使いましょう。演習をしていて不正解が多くても気にしないでください。演習問題はテストではありません。間違えた問題が解説書のどこを見れば分かるのか、どういった知識があれば答えられたのか確認し、次に間違えないための練習です。むしろ間違えるのが当然だと思っていたほうが良いと思います。

STEP3:公式問題集を使った演習

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公式問題集は非常に重要な教材です。TOEIC®は試験問題を持ち帰ることができません。そのため、公式問題集の演習が本番形式に最も近い演習となります。ただし、ただ解くだけでは力になりませんので、500点を目指す方にとって有効な勉強法をお伝えします。

ポイント1:とにかく時間通り解いてみる。

「本番と同じように、時間を測って公式問題集を解いてみる。」というのが演習の最初の一歩です。もしかしたら時間がなくて最後の問題までたどり着かないかもしれません。解けたはずなのに間違えてしまう問題も出てくるでしょう。そういった「できないこと」を実際のテスト前に体験しておくと、それに応じた対策を立てられます。
ただし、STEP1:英単語の暗記とSTEP2:英文法の勉強をある程度やってから公式問題集を解いたほうが良いでしょう。インプットが足りない状態で解いても、ただ単に「間違えた」としか分からず、改善策が立てにくくなってしまいます。

ポイント2:時間があれば解けた問題にチェックをつけよう

時間通り問題を解いたらいよいよ丸付け。想定スコアで自分の現在地を知ることができます。そして、大切なのは「時間があれば解けた問題」を次は解けるようにすること。解説を見ながら「落ち着いていれば解けた」という問題にチェックをつけ、どうして解けなかったか、何に気づいていれば解けたのかをハッキリさせます。このとき、単に「時間がなかったから」ではなく、「時間がなかったから○○に気づかなかったけど、もし○○に気づいていれば解けた」という目線で解けなかった理由をハッキリさせることが大切です。

ポイント3:どうしても解けない問題は覚えよう

解けなかった問題のなかには「この英文法は覚えてなかった」「この単語の意味を知らなかった」という問題が出てきます。いくら時間をかけても解けない問題は、解くための英文法と英単語を覚えてしまうしかありません。次に同じような問題を見たら解けるようにしましょう。

ポイント4:時間をかけて問題を解き直してみよう

公式問題集は一度解いたら終わりではありません。何度も解き直すことが大切です。Part1~6はパートごとにPart7は文章ごとに「問題を解く→解説を見て丸付け→次の問題を解く」といった流れで問題を解き直してみましょう。何度もやっていると選択肢で正解が分かるようになってしまいます。そのタイミングでまだ解いていない問題に移りましょう。

無理せず自分のペースで勉強を

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ここまで、TOEIC® 500点の難易度と評価、勉強方針、具体的な勉強法を紹介してきました。最後に大切なのは「無理をしない」「自分のペースで勉強する」ということです。ただし、毎日必ず勉強の時間を取りましょう。やる気がないときには英単語の復習だけでも良いので時間を取ることが大切です。TOEIC®のスコアが伸びてくるのは「勉強が楽しくなってきた」というタイミング。楽しくないけど気合いで勉強を続ける、というのは至難の業です。
自分に無理せず、まずは勉強の習慣をつける。そして自分なりの目標を立てる。継続的な勉強のための習慣と目標がTOEIC® 500点を達成する原動力になります。

TOEIC® is a registered trademark of Educational Testing Service (ETS).
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